プロテインと筋トレで代謝を上げる

食事の量は変わっていないのに、年齢を重ねるに連れ体重が増えていくという人がいると思いますが、これは、基礎代謝が落ちることが原因です。筋肉というのは、動かしていないときにもエネルギーを消費しています。ですから、食事を摂る量が同じだとしたら、筋肉が活性化されている人のほうが体脂肪がつきにくいということになります。

基礎代謝量をアップする「レジスタンス運動」

効率良くダイエットをするためには、まず筋肉を鍛えておくのが良いでしょう。

体脂肪が燃えやすい体にするために有効だといわれているのが、レジスタンス運動です。レジスタンス運動というのは、簡単にいうと筋力トレーニングのことです。自分の体重やダンベル、ゴムチューブなどを使って、ゆっくりと筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける動作を繰り返しておこないます。

基礎代謝のうち、体の器官が安静時に使うエネルギーで最も大きな比重を占めるのは、筋肉が使うエネルギーで全体のおよそ40パーセントほどです。あとには、肝臓や胃腸壁が続きます。

レジスタンス運動は、筋肉を鍛えてエネルギー消費量を高め、基礎代謝を多くします。筋肉の中にあるUCP3というタンパク質が、レジスタンス運動によって増えることが、専門家による今までの研究によって解明されています。UCP3には、脂肪を熱に熱に変化させる働きがあって、それが多いと体脂肪がつきにくい体質になるのです。

筋肉を強くするにはタンパク質を摂る

レジスタンス運動をおこなって、筋肉にダメージを与えたあと、再び合成されることで筋肉を強くします。筋肉の材料となるタンパク質が体内にたくさんあると、筋肉の合成が促進されやすいのです。

そこで、より効果を高めるのが、プロテインのサプリメントを摂取することです。プロテインというのは、タンパク質のことです。プロテインのサプリメントを摂るなら、レジスタンス運動をおこなった直後に摂ります。摂取量は、ダイエット目的の場合、体重1キログラムあたり0.3グラムくらいです。

プロテインは、筋肉量が少なくて基礎代謝が低い人、また、筋力トレーニングにじっくり取り組むことができる人に向いています。

プロティンダイエット

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